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写真が上達する習慣について考える

写真を上手くなるためにはどうしたらいいのだろう?

そんな風に考えていました。

写真なんてほとんど撮ったことないのにやたらと上手い人にも出会ったことは何度もありますが”センス”がやはり写真にも関係しているのだと僕は思っています。

では、その”センス”を磨くにはどうしたらいいのだろう

結論、2つのことを習慣にすることで多少なりともスキルが上がったと思っています。

習慣1 写真を撮る人の眼になる

いきなり漠然としています。
日常で見えるものを写真に関連づけるような連想ゲームをイメージしてください。

なぜこの景色は綺麗なんだろう?

そんな風に思うことはないですか?
それを噛み砕くようなイメージです。

建物は水平であり、垂直である、遠くの方がコントラストが低い

夕暮れ時の色の組み合わせはマゼンタ、オレンジ、ブルーでどんな色の組み合わせがカラーグレーディングに活かせるのか。

とにかく見えるものから
なぜ?なぜ?と疑問を持って、日常の中で自分にクイズを出し続けるような感覚。


これは案外楽しいので、もし写真始めたばかりで僕のように悩むことがあればぜひおすすめしたい習慣です。

習慣2 カメラを常に持ち歩く

理想は常にカメラを持ち歩いて、気になったものを撮影できるくらいのレベルです。

常にカメラを持ち運ぶことで、撮影することが当たり前になり
カメラがあれば撮ってたなぁ…という事が多かったため
常に仕事用バッグに入れて持ち運ぶようになりました。
休みの日に気合いを入れて撮影に行くのみだった僕はこれのおかげで明らかに撮影の回数は増えました。

カメラを常に持ち運ぶことと、見えたものを写真に紐付けることによって、自分の写真を振り返る回数も増えた事がスキル上昇に貢献していると考えています。

どんなカメラを常に持ち運ぶか

僕の場合はカメラ選びが特に難しかったです。
というのも、普段使っているカメラが重すぎて、常に持ち運ぶことが現実的ではありませんでした。

僕が使っているカメラはNikonのZ9というカメラです。
本体だけで1.35kgほど。普段使っている50mmのレンズを付けたら重さはなんと3kgほどになります。

とにかく重い…
ちょっと撮りに行こうかなとか、出張時に持っていこうかな
そんな気軽な気持ちだけでは高確率で大きい荷物になってしまいます。

ちょっと家の近くのコンビニ車で行く程度の用事なのにトラックで行くくらいの感覚です。

そんなTPOを無視した無骨な機材ですが流石Nikonのフラッグシップ機なため写りも唯一無二だと思って気に入っています。

でも、現実は取り回しが悪いため、持ち出しの機会も段々と減ってしまい撮影することが減ってしまっていました。

常にカメラを持ち歩きたいのに、携帯性が悪いため持ち運ぶのを躊躇っていました。
そのため、新しくカメラを買うことに決めたのですが
カメラの種類も非常に多く、自分のこだわりもありました。


カメラを買う時の条件

初心者でもあれば間違いなく気に入ったデザインでいいと思います。あとは予算も。
いわゆるサブカメラであるならカメラに精通しているかと思うので説明は割愛します。

僕が求めたカメラの条件

  • 軽ければ軽いほどいい
  • ファインダーはなくてもいい
  • 見た目がカッコいい
  • 画像は4000万以上は欲しい
  • APS-Cよりはフルサイズ

そんな条件で探していたところ3機種の候補が見つかりました。


候補1 Leica M11

メリット

写真を撮る人なら絶対憧れるだろうというカメラ。
レンズも機種も独特の性能で、写真を撮る という行為に更に意味を持たせてくれそう
そしてなによりもコンパクトで持ち運びしやすい

デメリット

値段がとにかく高い。予算は100万円以上が必要
故障時の修理もやはり高い
100万円以上のカメラを常に持ち運ぶリスク

結論、コストがかかりすぎることと、気軽に持ち運ぶには恐ろしい。壊れたら立ち直れなくなる可能性があるため却下…


候補2 Nikon Zf

メリット

今持っているレンズがそのまま使える。
かつ、Nikonの写りも好きでデザインもカッコいい
値段もLeicaの1/4ほどで手が届きそう。

デメリット

材質が少しプラスチック感がある?特に底面
その割に重く、横幅がある
画素数が2500万画素ほどのため、少し躊躇う


候補3 FUJIFILM X100Ⅵ

メリット

コンパクトであり、重量も軽い
画素数が4500万画素でありトリミング耐性もある

デメリット

抽選のため手に入りにくい
フルサイズではなくAPS-Cである
レンズマウント不可


各カメラの比較


iPhoneではダメなのか?

そんな事も言われたし、考えはありました。

でも、僕は写真を撮ることがもちろん好きですが

“カメラを使って撮影する”という体験も大切にしています。

わがままかも知れないですけどね。

自分の好きな事に自分の好きな器具、機材を使いたいと思ってしまうのです。

結局、X100Ⅵを購入しました。
抽選に当たってしまいました。。

そんなX100Ⅵの作例はまた後日します。